WEEKLY INSIDE STORY
第245号 新人全員初登壇!
県議会定例議会から
2007年06月20日
石川県議会はこの6月12日から始まり、今回も会派の代表質問をさせていただきました。
30分間の与えられた時間の質問に答弁が1時間返ってまいりまして、質問に対してしっかりと答えていただいた執行部の姿勢みたいなものを感じた次第です。
同時に今回は統一地方選後の最初の議会ということで、新人議員がそれぞれに一般質問に立ち、結果新人全員が登壇することになりました。
知事を始めとする執行部のみならず、議員自身もそれぞれに、どんな発言をするのやらと注目された議会です。
やはり個性が違うように、同じ20分の質問時間でも違いがわかります。
ただ言えるのは話がうまいとかへたとかいうことよりも、どれだけの想いがあるかということではないかと思っています。
特に能登半島地震関連の質問が多く出た訳ですが、被災地選出の議員さんの発言は、やはり説得力がありました。
議会ごとに後援会の方に案内をかけて、傍聴に来ていただいている議員さんもおられますが、これらの傍聴にこられた方は、目当ての議員さんの質問が終わりますとそくさに帰られます。
従って、議員の違いというものを知ることがありません。
ところが、執行部の方々や議員同士は、比較をしながら質問を聞いていますので、色んな意味で違いというものがわかるわけです。
かって金沢市議会にいたときに、山出市長に議会をどう見ているかという質問をしたときに、「見るということは見られるということである。お互いにお互いの立場を理解しながら、車の両輪でありたい」と応えられたその言葉がよみがえってくるひと時でありました。
今は議会中継がいつでも見れます。一度ゆっくり比較をしながらごらんになるのもいいのではと思っています・・・