WEEKLY INSIDE STORY
第003号 政党ってなに?
2000年01月20日
ある国語辞典から |
政党助成法第2条 (政党の定義) |
政治上同じ主義、主張を持つ人が、その政策の実現のために結合した団体。 |
1.当該政治団体に所属する衆議院議員または参議院議員を5名以上有するもの 2.直近に行われた通常選挙における当該政治団体の得票総数が有効投票の2%以上であるもの。 |
皆さん、この差が判りますか。
小選挙区制度は政党中心の選挙制度ですから、政党というものが大事になってきます。
しかし、残念な事に自分で作った法律に自ら振り回されて、市民感覚から遊離した政党の実像というものがあるように思います。
まず助成を受けるために政党に所属する。
人数はといえばまず5人を確保する。
同一政党の主義に幅がありすぎて政党の個性がわからない。
これが今の実態です。
「結局人物なんだよね」という声を聞くにつけ、制度と現実のミスマッチを思い知らされるんですが、皆さんはどう思われますか?