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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第299号 厳しい現実か!

ツェーゲンの大量退団

2008年12月20日

先般、石川県からJリーグ入りを目指している、サッカーチーム「ツェーゲン」の納会がホテルであり、監督を始め選手の皆さんが多く参加しておりました。

 今期は北信越地域リーグで3位、JリーグへのステップとなるJFLへの道は開けませんでした。
 明年また1からの挑戦です。

 隣県富山では、JFLに所属していた「アローズ北陸」と「YKK AP」が一緒になってできた「カターレ富山」が、一足先に明年からJ2昇格が確定しました。
 北陸第一号ですから、お祝い申し上げますと共に、うちも頑張ってほしいと思うばかりです。
 
 さて、納会の席で、驚いたのは30名弱の選手の中から17名も今期で退団するという表明でした。

 半分以上の選手が退団なんて明年からどうなるのかと心配いたしましたが、プロ野球と同様に、サッカー界にもストーブリーグがあって、いま将にその時期なんです。

 プロでありますから、戦力外として放出される選手もいるわけですが、片方で、より目立つ場所で自分を売り込みたいということで、よそのチームからのオファーを期待し退団する選手もいます。
 たまたま26歳の選手と話す機会もありましたが、野球に比べるとサッカー選手の寿命が短いのは否定できませんから、しようがないなとも感じます。

 ある面、Jリーグへのステップを越えれずに、明年も地域リーグで試合をせざるをえないという現実を見せつけられた思いでもありました。

 しかし、プラス思考でみると、このストーブリーグJ1,J2から移る選手もいるわけで、今以上に補強できる可能性もあるわけです。

 地元選手をというのは共通認識だと思いますが、とにかくJにあがるまでは、なりふり構わず強くするというのが最大の眼目のようです。

 といたしますと、あとは素晴らしい選手を獲得できるかどうかということにかかってくるわけですが、明年からJチームも増え、すべてのチームが補強をめざしているとすれば、これも厳しいのかもしれません。
 資金力も問われてきます。

 けれどもわが県にもJチームをというのは、大きな夢でありますから、是非このストーブリーグにも期待をしたいと思いますし、ひきつづきの皆さんの応援をお願いしたいと思っています。