WEEKLY INSIDE STORY
第009号 全入目前の大学受験
2000年03月20日
今、石川県では生徒の減少を理由に高校再編が行われ、特に能登を中心に高校の合併行われようとしています。 今年度は第1弾でこれからも第2弾、3弾と続く事が想定されています。 それは出生率の低下で何年後には何歳の子供がその地域にどれだけいるかというのが簡単に推計できるからです。 でも当たり前の話なんですが、この現象は、何も高校で止らないわけで、大学受験者にとっても同じ事が遅れてくるわけです。 あと10年内には場所さえ拘らなければ理論上希望者全員大学に入れるというそんな時代がきそうです。 本県では農業短大の4年制化の動きがありますが、これからは大学も競争の真っ只中に晒されます。 魅力がなければ定員割れの学部がいっぱいでてくる――学問の府も受験者に媚びなければいけなくなるんでしょうかね。 皆さんどうでしょう? |