WEEKLY INSIDE STORY
第373号 石川県は恵まれている!
ことしの降雪は?
2011年01月10日
最近、「寒気が居座り日本海側だけではなく全国的に大雪になりそうです」なんて報道をよく耳にするようになりました。
事実、島根など幾つかの県で、大雪のため、車が道路に立ち往生した映像が、映し出されておりました。
県外からも、「そっちのほう雪大丈夫?」なんて聞かれますが、幸いなことに、本県は報道にあるほどの雪は降っていません。
しかし、車の立ち往生の映像を見ながら、そこまでではないにしても7-8年前でしたか、本県でも、国道8号線と市道・県道との交差したところで車がストップし、市内全体が大渋滞を起こした記憶がよみがえってきました。
以来、国と県等との除雪に対する連携や、早期除雪に心がけ、本県では同じ轍を踏まないようになっていると思っています。
こんな経験をすればこそなのかもしれませんが、情報がより全国的に伝わっておれば、他県での失敗も防げたのではないかとも感じます。
「災いは忘れたころに」という諺がありますが、本県でもそういうことがないよう、関係機関にしっかりと伝えておかなくてはと思います。
あわせて、この5日に谷本知事へ、会派としての来年度予算要望を行った際、「異常気象等に留意した防災対策」ということを重点項目に入れておいてよかったとも感じている次第です。
災害に関しては、元に戻すだけという復旧のための予算を使わざるをえないことからすれば、少ないに越したことはありません。
引き続き、災害の少ないことを願うばかりであります。