WEEKLY INSIDE STORY

第399号 上京してお祝いを

日本でたった18人と22人

今般、わが会派で、本県の新大臣および副大臣のお祝いと激励に上京し、お二人と会食をしてまいりました。

　一川防衛大臣は、かっては県議会で机を並べた時期もありますし、奥田国土交通副大臣は、年齢も政治家としてのキャリアも、立場はちがいますが、私より若手であります。

　コラム397号で述べたように、現状では決して楽なポジションではありませんし、期待というより、少しでも成果をだしてくれれば嬉しいというのが、私の率直なる想いです。

　しかし、冷静にみますと、現在我が国総人口の中に、大臣と名のつく人はたった18名、副大臣にしても22名しかおりません。
　その中の一人になられた訳ですから、やはり極めて限られたお一人であることは間違いありません。

　要はそういう立場であるということを、謙虚に自覚し、頑張っていただきたいと願うばかりであります。

　会食の中では、朝7時からレクチャーを受けないと時間がないといった実態もお聞きし、当分地元に帰ることよりも国政に専念していただくことが大事と思うわけですが、そんなことを知る機会もなければ、やはり選挙対策で地元に帰って来いというのが地域の声でもあります。

　この仕事をしておりますと、相互理解の難しさというものをいつも感じますが、引き続きわかりやすい情報発信の中から、信頼関係をつくってゆく必要性があると再認識した次第です。