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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第419号 どこまでの認知度が?

増え続ける略称

2012年04月20日

本県では、平成26年度末の北陸新幹線の金沢開業を控え、その効果を最大限に引き出し、県内全域へ波及させるため、官民挙げて、アクションプラン「STEP21」の推進を図っています。

 この「ステップ21」というのが、県内では何気なく使われておりますが、ホップ、ステップ、ジャンプのステップといった感覚で理解されている方が多いと思われますが、本来は「Shinkansen Two-way Exchange Plan(新幹線を活用した双方向による交流人口拡大計画)」の頭文字を取ったものです。

 こう聞けば成程と思うわけですが、いざ国内を見渡しますと、本当に略称のオンパレードといってもいいでしょう。

 例えば、
IT(Information Technology)が、いつのまにやら同義語としてICT(Information and Communication Technology)という風に置き換えられてきていますが、なぜなんでしょうか?

 国際的により通用するからということなのかもしれませんが、たえず意識をしていなければ、有用な情報がその人にとってはわかりにく情報で終わってしまう可能性もあります。

 先般も議会で本年度の各施策の説明がありましたが、
BEMSという略称がでてまいりました。

 Building and Energy Management Systemの略で、業務用ビルや工場の建物で、全体のエネルギー設備を統合的に監視・自動制御することにより、省エネ等を図るシステムのことで、本県では、工業試験場等のゾーン全体でその実証実験をしようとするものです。

 また一つ覚えなくてはと思うものですが、健康福祉部では、もっと多くの野菜摂取の必要性を啓発・促進するため、外食店や大学食堂等での野菜摂取促進PRをするなど、もっと野菜プロジェクトとして、400万円が予算化されています。

 略して「
MYP350」、これなんかは、もっとのM、野菜のY,プロジェクトのTなのかもしれませんが、言葉遊びがちょっと度がすぎてないでしょうかね?

 言葉よりも、中身の成果をしっかりチェックしてゆかねばと思う次第です。