WEEKLY INSIDE STORY
第015号 公職とマスコミについて想う
2000年05月20日
連日、報道から新総理の色々なことが話題として提供されております。失言といわれる事でも、若し総理でなければこれほど注目されることはないでしょう。 しかし、その内容を見るにつけ、地元としては知らなければいいものまで明らかにされてきます。 私はかねがね永田町での国会議員の実際の評価というものは、地元には伝わりにくいと思っておりましたが、総理になることによって従来よりはるかに有権者にその姿が見えてきます。 これは一つのメリットかなと思います。 一方その報道される内容を見ておりますと、学生時代の事とか過去のことをほじくりだすことが主で、どのような政治を行おうとしているのかについての論評が余りに少ないのではと感じます。 近年の日本の総理の交代のめまぐるしさを考えたとき、もっと日本の将来という視点で一人一人の評価をされるようなマスコミであって欲しいと願わざるをえません。 有権者に媚びざるをえないのがマスコミなのか、寧ろそのような内容を楽しんでいる有権者がマスコミを支持しているのか、どちらか判りませんが、選挙ももうすぐです。 やはり、結果をだすのは有権者一人一人です。 現下の政治状況にどのような判断が下されるのでしょうか、注目したいと思っています。 |