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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第449号 STEP BY STEP

会長就任に代表質問

2013年02月20日

この2月27日に、当初議会で午後1時から代表質問をすることになりました。

 当初議会というのは、どの地方自治体でも一緒ですが、4月からの新年度の予算を審議するということで、ある意味一番大事な議会ともいえます。
 従って、会期が長いだけでなく、質問時間も従来より10分長く40分間です。

 代表質問そのものは、もう数え切れない位させていただいておりますが、当初議会では初めてです。

 これも、期を重ねてきた結果、会派の皆さんのご了解にてさせていただくわけですが、今般の新会派結成にあたって、はからずも会長を仰せつかりましたが、これまたよく考えれば、期を重ねてきたお蔭ともいえます。

 前会派では、政策担当の政調会長、そして幹事長をさせていただいておりましたので、まさに段々と階段を昇ってきたということになるのかもしれません。

 しかし、私自身は自分の肩書きよりも、自分の目標とする政治課題がどれくらい実現できたかのほうが遥かに関心があります。

 国政でいえば、地方分権がどれくらい進んだかということですが、国会議員秘書から通算したこの35年、国政をみておりますと、地方分権推進一括法ができても、具体化したのは、「国と地方の協議の場」が法制化されたくらいです。

 寧ろ自民党政権に変わって、地方が事業を自ら取捨選択できる一括交付金制度が廃止され、すべて各省庁への陳情を重ねなければならない「ひも付き補助金」に戻された姿を見ておりますと、政治の後退としか思えないところもあります。

 将に道遠しと言った感が否めません。

 それでも理想の姿を追い続けて、これからも発信を続けてゆきたいと思うこの頃です。