WEEKLY INSIDE STORY
第456号 同僚米光県議を偲んで
朝には紅顔ありて、夕には・・・
2013年05月2日
本日早朝、私の同僚であり会派も一緒であった米光正次県議が夭逝されました。62歳でありました。
先月19日、脳出血で緊急入院され手術をされましたが、当初から復帰は難しいと聞かされており我々一同奇跡を願っておりましたが、かないませんでした。
誠に残念でなりませんが、ご本人も病院に入られたときには意識があったそうでありますから、何よりもご本人が一番残念ではなかったかと拝察いたしております。
頑丈な体躯をしておられましたので、余りの突然のことで、信じられないというのが率直なる想いでありますが、片方で蓮如上人の御文章にあります「朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり」という人生の無常さを思わざるをえませんでした。
米光県議は、旧美川町議を4期16年経験されてから県議会に進出、4期半ばでのご逝去であり、通算議員生活30年という、ベテランでありました。
一言でいえば親分肌であり、私から見れば、「純でかつ豪放」といった言葉で、その人となりをお伝えできるのではと思っております。
会派の研修旅行では、自らかってでて大型バスの運転をしていただいたり、国政選挙では不満を言いつつも必ずとことん世話をしていただいたりと、なくてはならない人材を失った気持ちで一杯であります。
また、今私の会派は7名で「7人の侍」とPRすることもありますが、米光県議をわが会派にお迎えしたのが平成11年6月であり、そのときから7名がスタートしているのです。いわば「侍」のきっかけは米光県議の参加からといっても過言ではありません。
こんなことが前もって予想できたなら、もっと一緒にいろんなことができたのにと思っても、今更詮無いことではあります。
今は安らかなるご永眠を願うばかりであります。
ちょっと血圧が高く、お酒が好きだったことが遠因になったのかもしれませんが、米光県議のご逝去を前に、皆さんにもどうかご自愛されることを願う次第です。