WEEKLY INSIDE STORY
第460号 警察逮捕術大会を見て
見えない日々の訓練
2013年06月10日
この7日に、本県警察の年1回の逮捕術大会があり、視察にいってまいりました。
各部署や署から選抜された警察官による逮捕術の腕を競う大会です。
汗の匂う武道場でのこの大会は、剣道や柔道と違って、警棒や警杖などを駆使し、いかに犯人を検挙するかということが目的とされ、例えば、頭を狙ってはいけないとか、極めて実践を仮定したルールの中での競い合いです。
周りを囲む選手の声援も激しく、団体戦では部署対抗ということもあり、部署を代表しての選手としての気概があふれていて、迫力のある大会でした。
女性警察官も、多数参加していました。
改めて、警察としての使命を明確にした訓練の一部を、垣間見させてもらうと共に、日々の警察官の努力に敬意を表したいと思ったものです。
同時に、このような大会を見た経験のある方は少なく、寧ろ地域に見学を解放して、より多くの方々に警察の実態を知っていただくことが、警察の信頼関係向上に極めて意義があるのではとも感じたものです。
どういう方法がいいのかは即断できませんでしたが、機会を見て、警察本部長にも提言してみようと思いつつ、会場を後にいたしました。
皆さんは見たことがあるでしょうか?