趣味の世界
日本大震災の現地視察と囲碁交流
2013年11月1日
この12日から14日まで、当会として東日本大震災の現地視察と、あわせて宮城県名取市で囲碁交流を行ってまいりました。
名取市は仙台市の真下の市ですが、石川県が被災支援で担当となった市で、現在も8名の職員が現地に赴いています。
そんな縁がありますので、是非皆さんに被災地の実態を知っていただきたく、囲碁交流と視察をどうですかと呼びかけたところ、20名の参加がありました。
もっぱら海外での囲碁交流ばかりで、果たしてどうなるかと思っておりましたが、参加者が被災地の実態を直接目にし、大変意義深い旅行になったようです。
当日は名取市のご配慮で市役所庁舎での対局となり、総務課長が列席していただきました。
また名取市の日本棋院支部の役員の方々が段取りをしていただき、対局後はビアホールでの懇親会もあり、是非次回は本県にもお越しくださいとお願いをしてまいりました。
私にとりましては、再びの被災地視察でありましたので、この2年半での復興の遅さを痛感した旅でもありました。
囲碁がこういう交流のきっかけにもなりえて、大変嬉しい3日間でした。