趣味の世界
第5回日中韓囲碁交流、本県で開催
城代碁に温泉
2016年12月31日
平成28年11月、本県において第5回日中韓囲碁交流大会が開催されました。
金沢市の姉妹都市である中国蘇州市、韓国全州市、更には蘇州市の姉妹都市である大阪池田市の碁友をお招きし、今回は特に金沢城の河北門の2階を対局会場として使い、かっての城代碁の気分を味わっていただきました。
2年に1回の開催とはいえ、いざお招きをするとすると開催準備や資金集めで1年がかりです。しかし、会場の企画のみならず、山中で温泉も満喫していただけるよう工夫もした次第です。
現在、中国も韓国も決して国民感情が良好とはいえません。しかしなればこそ、草の根運動が重要であり、今回の対局を通じて個々人の中での友情や信頼関係が構築できればと念願しています。
2年後は全州市で開催予定ですが、役員の皆さんと話していますと、意義を感じつつも自らの年齢から判断して、いつまでお世話をできるかというのが共通の認識であります。
後継者育成が、囲碁の世界でも課題であります。