WEEKLY INSIDE STORY
第106号 師走の恒例?政界編成
2002年12月1日
連日民主党の党内のごたごたが報道されています。野党が一致結束しなければ、選挙に勝てないとの想いから、自由党との連携が模索されたようです。 2大政党をめざすという小選挙区制度の目的からすれば、それはそれでいいのですが、なぜ今なのか? 実は政党助成法の政党の認定が12月31日をもって判断することが、背景にあります。 年内に新党の手続きをしないと、助成法の対象となる政党にならないのです。 従って、年末になると政界再編の動きが起こってくるということになります。 師走の恒例が政界再編というのはちょっといただけないのではないかと私は思っているのですが、皆さんどう思われるでしょうか。 石川県議会も12月定例議会が始まりました。 人事院勧告に基づく職員の給与改定で26億円余りのマイナスを含めて、減額予算の審議です。 景気対策が第一義といわれているなかで、何となく寂しい年末になりそうです。 |