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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第115号 形式的業務から決別を

行政改革の第一歩

2003年03月1日

今、行政は様々な民間委託をしていますが、公的施設の清掃業務や警備業務はそのいい例であります。

そして毎年この時期に入札をし、業者が決められています。しかし、例えば警備には機械がついてまわりますので、入札を繰り返しても、既に機械を導入している会社が有利になって結果同じ業者が毎年落札するという実態があります。

しかし、役所は一応入札を実行したという経緯が必要なのか、同じことを毎年繰り返すことになります。

それくらいなら、実態に合わせ役所の業務の簡素化と、業者側からすればコスト縮減という二重の意味でメリットのある複数年契約をすればいいと素直に思うのです。

事実他県では、清掃業務を3年契約で入札をしているところも増えてきています。

今、行政改革が叫ばれていますが、こんなところにも改善の余地がまだまだあるというのが行政の実態ではないでしょうか。