WEEKLY INSIDE STORY
第120号 新型肺炎(SARS)の発生から
予期せぬ事態から何を思うか
2003年04月20日
新型肺炎の報道が連日なされております。これからの連休も海外へは全国的に自粛ムードになりそうです。
また、中国が一番心配ということで、生産拠点の中国シフトにも影響がありそうです。
航空業界もテロの心配が終わったとたん、今度はSARSの騒ぎですから、たまったものではないというのが本音ではないでしょうか。
全く予見できなかったことが事実起こって、様々な見直しを迫られる昨今の状況を見るにつけ、世の中なかなかうまくいかないものだと強く思います。
ただ、そのもたらす影響については、本県にはどうなのか、一人一人の市民生活にはどうなのかなど、先手先手で考える必要はあると思っています。
一方これを契機にして、海外で落としていたお金を国内に落としてもらうよう、国内観光に力を入れるというチャンスもきたという見方もできます。
「災い転じてーー」ということわざもありますが、SARS対策に全力を注ぐのは当然ですが、何事にも前向きに対処してゆきたいものだとつい思ってしまいますが、みなさんどうでしょうか。