WEEKLY INSIDE STORY
第127号 市町村合併の先に
既に少ない市町村数ーー石川県
2003年07月1日
今合併特例法の切れる2005年3月までにどれだけの市町村合併が進むか注目されています。
先般、共同通信社の全国調査の結果が報道されておりました。
それによりますと、現在の3185町村が順調に行けば、1700程度に再編されるとの見通しだそうです。
本県でも松任市を中心とする1市2町5村の合併という大掛かりなものも含めて、 現在の41市町村が約半数になる見込みがされております。
そういたしますと、全国でも合併への取り組みは平均点よりやや上ということになるのでしょうが、 そもそも北陸3県は今日までの幾多の合併の動きの中で、既にかなり集約されている優秀な地域ということが、 あまり知られていません。
ちなみに、全国での市町村数の最大県は北海道の212であり、最小は富山県と福井県の35市町村数であります。
そして石川県でも少ない方から7番目であります。
そんなことを考えますと非常な優等生ということがお解かりいただけるのではないでしょうか。
従って合併が進んだ暁には、地方分権の受け皿として国に対して堂々と主張してゆけるのではと感じています。