WEEKLY INSIDE STORY
第133号 総選挙は一体いつ?
与党に選択権
2003年09月1日
翌年に任期満了を控えた衆議院議員の選挙がこの10月であるとか、 11月であるとか、報道されています。 しかし、解散はあくまでも総理の専決事項であり、 時の与党の議員数が選挙によって減るという予想の時に解散を行うことは考えられません。 といたしますと、民主党と自由党の合併での野党へのフォローの風、一方、 総裁選挙での連日の党内抗争報道を考慮しますと、 解散は延びたのではないかと思わざるをえません。 しかし、残念なのはそれよりも自民党総裁の選挙が日本のために誰がというよりは、 選挙のために誰が顔としていいのかといった視点が優先されているように見えることです。 政党が集約されて、ようやく2大政党制が本格化してくるという期待が高まった今、 党内抗争に明け暮れているとすぐ政権をかえられてしまうそんな投票行動があれば、 国会もそれなりの緊張感がでてくるのではと思っています。 もし今選挙があれば、皆さんはどの政党に1票を投じられるでしょうか? |