WEEKLY INSIDE STORY
第240号 公共事業関連議員の排斥は?
議会運営委員会から
2007年05月2日
この5月2日、初めての議員も参加しての1日だけの組織議会が開かれました。
各議員の所属委員会が決定されます。そこで気がついたのは、公共事業に関わりのある議員の土木企業委員会への配属です。
配属は各会派でなされるわけですが、自民党でそのような配属がなされてきたものですから、議会運営委員会で質しました。
議会運営委員会のメンバーも一新されましたが、私が疑問を呈したところ、そのことへの疑問は自民党のメンバーからもあり、事務局に今日までの経緯というものを尋ねました。
ところが返ってきた答えは、これまで自民党の中で公共事業に関係のある議員は土木企業委員会に入れないという申し合わせがなされてきており、それに他会派も同調して守られてきたとの答えです。
あらためて驚くとともに、そのようなルールを自ら作りながら、経緯すら引継ぎがなされていないということにちょっとがっかりであります。
われわれの会派にも関連の可能性のある議員があり、今日まではその申し合わせを守ってきましたが、これでは意味のないものになってしまいます。
今後、議会運営委員会でその基準作りをしてゆきたいと思っておりますが、いかにもアバウトなことが多い議会運営を垣間見た瞬間でした。