WEEKLY INSIDE STORY
第242号 注目の選挙区?
参議院選の候補者は
2007年05月20日
この7月22日投票の参議院議員選挙まであと2ヶ月あまり。全国の構図が明らかになりつつあります。
そのような中、石川県はとうとう数少ない自民党への対抗馬が依然として共産党だけの県になってしまいました。
小選挙区制度を採用している以上、現状では民主党が誰を立てるかが課題です。
ところが、民主党の候補者選考が遅れているのをそばに見ながら、自民党はかって自民党に対抗して無所属で国政に立候補されたことのある方を公認候補とし、、現職の自民党議員の方が年齢等により降ろされた形になっています。
そして、今その現職の方が無所属で立候補を検討しているといった様相です。
冷静に考えれば、自民党が現職議員を公認し、公認候補者が反自民の候補者であれば過去の経緯からして極めてわかりやすいわけですが、このままいきますと、全く逆の構図での選挙になりそうです。
県内の政治状況に詳しい方は、そこに様々な思惑というものを感じられると思いますが、多くの県民の方はどのように感じられるのでしょうか。
ただ、はっきりしていることは、参議院議員選挙が本県では全県1区であり、そう簡単に候補者が見つかりにくいこと。一方、選挙はでている候補者の中にしか選択肢がないというこのあたりまえの事実であります。
政治との関わりの薄い方は我関心なしでも済むのでしょうが、政治の世界の籍を置いている以上そうもいきません。
あとわずかの期間になりましたが、政党に所属していなくても今回の選挙に自分自身がどう臨むかということをしっかりと考え、今度の選挙戦に向かいたいと思っています。
政治は理想と現実の間を絶えず揺れながら進んでゆくものと思ってはいますが、難しいもんだというのが今の率直なる心境です。
県内で連日報道を見られておられる方は、いかがでありましょうか?