WEEKLY INSIDE STORY
第248号 参議院選挙に思う-その2
終盤に向けて
2007年07月20日
参議院選挙も残すところ、9日間になりました。
全県1区を18日間で回らなくてはいけません。本県の市町の数は19でありますから、現実はほとんどの人が候補者の顔もみたことがなければ、声も聞いたことがないという中で、選挙がおこなれます。
そこが衆議院以上に参議院が遠い存在である一因にもなっているのかもしれません。
したがって関心が薄いというのも事実でしょう。
しかし、地方議会の立場からいいますと、今大きな課題となっています「社会保険庁のずさんさ」などは地方で解決できる問題ではなく、まさに国政のテーマです。
従って、遠い存在であっても、日々のわれわれの生活に直結したことが争点となっている選挙でもあるということを多くに方に認識していただければ、今回の参議院議員選挙の意義みたいなものもより理解してもらえるのではないかと思っています。
終盤に向けて、本県にも応援弁士が続々と押しかけてきています。
しかし冷静に考えると、本県の国会議員がオール自民党の中で、総理まで応援にかけつけるということは、逆な見方をすれば、自民党が楽勝できる選挙区でないということを自ら宣言しているようなものでもあります。
離れた見方をしている方からすれば、面白いというか注目される1人区の選挙区ということがいえるのではないでしょうか。
何はともあれ、一人の議席を争う選挙はどうしても誹謗中傷が目立つ選挙にならざるをえません。そういう欠点があるということを理解した上で、良識の府参議院らしい選挙になってくれればと思うものですが、どうでありましょうか。
民主党は寄り合い所帯であるということが選挙の度に、自民党から批判されますが、村山富市氏を総理にかつぎ、社会党と連立を組んで政権に復帰した過去はとうの昔の話だったでしょうかね・・・
そんなことを思いながら、あと少しの期間いろんな所で想いを伝えてゆきたいと思っています。