WEEKLY INSIDE STORY
第285号 いしかわ動物園頑張れ!
指定管理者も検討課題に
2008年08月1日
この7月22日、石川県の「いしかわ動物園」からチンパンジーが逃げ出したニュースが、全国放送で流れました。
2時間半ほどで捕まりましたので、たいした事件にはなりませんでした。
しかし同日、東国原宮崎県知事が北海道「旭山動物園」に視察に行った映像も映し出され、旭山動物園の評価がまた高まる結果となりました。
同じ日に片方はPRの報道、片方は失態の放映というわけで、残念としかいいようがありません。
「旭山動物園」は、「のとじま水族館」と「いしかわ動物園」の両機能を持ち合わせており、単純に比較はできませんが、年間300万人の来場者あるとのこと。
「いしかわ動物園」と「のとじま水族館」が、あわせても年間70万人余の入館者数であることと比較すると、その差は歴然であります。
本県では公の施設の指定管理者への管理委託を始めていますが、この両施設は、民間委託ではなく、従来どおり県の外郭団体が管理をしております。
多くの民間委託された施設で入場者増やコスト縮減が図られている実態をみますと、県の外郭団体の運営に課題がないのか、問われてくると思っています。
この「いしかわ動物園」は、訪れた方の評価は決して低いわけではなく、管理団体の理事長もそれなりのものであると評価しておりますので、もっと入場者数が増えて全国ブランドになってほしいと思うのは私ひとりでしょうか。
宣伝や演出も含めて、もっとアイデアを募るなり、他の施設に負けないよう頑張ってほしいものだと思っています。
かくいう私もまだ動物園にいく縁がないのですが、一度自分の目で確かめなくてはと思う次第です。
みなさんは行かれたことがありますでしょうか。