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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第311号 4月になると

気がつかない行政のしくみ

2009年04月20日

この19日、久しぶりにグラウンドゴルフの例会に参加してまいりました。
 年に何回もお誘いをうけているのですが、この4月は行事がない日曜日にうまくあたり、都合がついたからです。

 昨年もこの4月だけ参加できました。

 なぜかと考えましたら、4月は役所の人事異動が終わって間もないことで、委員会等も含めて、すぐ対応できないきらいがあることです。

 従って、私の所属する総務企画常任委員会も、新年度第1回目が4月23日と遅めに設定してありますように、総じて役所の行事が少ないというか、企画しにくい季節ということがいえるのではないかと思います。

 また、新年度予算は2-3月に審議して、その会計年度は4月から翌年の3月までです。

 予算の中には、
維持費等年間で必要になったところから順次消化してゆくものもあり、それは決して前もって箇所が決められたものばかりではありません。

 従って、地域の要望で細かい案件は、予算のあるうちはすぐ対応してもらえますが、年度末になると、予算がないので翌年度にしてくれなんて言葉がでることになります。

 つまるとこ、その改修等ができるかどうかは、「早い者勝ち」なんです。

 ある町会長さんにその話をしましたら、意外と気がつかれていなかったようで感謝されましたが、行政に日々関わっているとあたりまえのことが、実は市民に理解されていない事があるということを改めて認識した次第です。

 皆さんも地域の案件がありましたら、一日でも早く行政に要望することが肝心です。
 4月はそんな時といえるのではないでしょうか。