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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第361号 次期総理は?

民主党代表選から

2010年09月10日

この14日に、民主党代表選がおこなわれます。
 石川県選挙管理委員長を仰せつかったので、立場上、菅・小沢両氏の会合には遠慮させていただきました。
 投票日には大会に出席する予定です。
 
 さて、今般の代表選には、様々な意見が寄せられています。

 経済が円高で大変な時に、内輪のことにエネルギーをかけてばかりでいかがなものか。

 代表イコール日本の総理を選ぶ選挙にもなるわけですから、そう短期間に、ころころ代えていいものか。

 3ヶ月ほど前に自ら身を引いた方が早前面にでてくるのはいかがか。
 
 政治と金の問題にどう決着をつけるのか。などなど・・・ 総じて小沢氏の出馬に対するコメントが多いようです。

 しかし、この代表選を行うことによって、多くの方がマスコミというフィルターを通して感じておられる小沢氏の実像や想いというものが、オープンになったこと、更には悪い言い方かもしれませんが、マスコミのニュースを独占できたというメリットもあったのではと思っています。

 しかし、それ以上に強く感じますのは、日本の総理は使い捨てかということです。

 総理になったとたん、「何でも知ってるべき」「ミスはしないもの」という前提で評価しますから、誰一人として及第点をもらえる人がいないのではないでしょうか。

 批判ばかりしていては、育つものも育ちません。
 そのことにマスコミも含め、我々がもっと意識をし、支援をする体制がなければ、今後も総理の短期すげかえには終わりがないと危惧するものです。

 今回の選挙、何に価値基準をおくかによって投票行動はそれぞれと思いますが、私自身は長年の懸案であります地方分権への実現力という点で、密かに○○氏に期待をし、投票を済ませました。

 14日果たしてどんな結果になるでありましょうか。