WEEKLY INSIDE STORY
第368号 民主党への要望活動から
石川-こんなとこにもベスト10!
2010年11月20日
この11月13日、石川県の道路整備促進協会、砂防協会など5つの協会から来年度予算に関わる民主党県連への要望事項説明の会合があり、当日進行役をさせていただきました。
県内6市町村長ならびに県土木部長から話がありましたが、要望書の中で、本県の課題が述べられていました。
その中に、こんなデータがあるのです。
1.近年における人口当たり浸水被害率が全国第5位(平成19-21年)
2.近年における氾濫河川数全国第4位(平成19-20年)
3.近年における土砂災害発生件数全国第9位(平成19-21年) と。
確かに、平成19年には能登半島地震、平成20年には浅野川の氾濫などありましたが、少なくともそれまでは、台風被害等も含めて、本県は自然災害が少ない県という認識があったと思うのです。
知事と、公共投資が、災害復興という元に戻すだけのものではなくて、新規部分に投入できるので恵まれていると、話していたのがつい先ごろのような気もいたします。
しかし、昨今の異常気象は全国的なもので本県だけということはありません。
そのような中でのデータですから、本県は自然災害が少ない県という認識そのものを改めなくてはいけないと、感じたものです。
本県では毎年「石川100の指標」という冊子をだしておりますが、その中には、日展入選者数1位などの記述はありますが、今述べましたようなものは列記されておらず、安全に関わる欄でも、交通事故死者数とか刑法犯認知件数など、表記されておりますのは極めて限られています。
意図的とは思いませんが、このあたりがもっと情報として広く認識されることが、安全な県土づくりの第1歩ではないかと思うものですが、皆さんはこれらの数字ご存知でしたでしょうか?