WEEKLY INSIDE STORY
第380号 東日本大震災からーその1
4年前の教訓を活かして
2011年03月20日
この11日におきた、東日本大震災は今尚数十万の方が避難しておられ、1週間たっても生死不明の方もたくさんおられます。
阪神淡路大震災を超える死者数で、まさに未曾有の災害です。
本県においても4年前能登半島沖地震を体験し、今回はその経験を活かしてしっかりとした支援をすることが第一に求められます。
そんな中、金沢市レスキュー隊で現地に行かれた方とお話しすることができました。その方は阪神・淡路大震災の折にも現地にいかれてたとのこと。
どうですかとお聞きしたところ、「阪神・淡路の震災の時には、瓦礫の中から生存者を見つけることができたが、今回は様相が全く違う。1メートルぐらいの泥がたまり、生存者を見つけれるような状態ではなかった。」とのことでした。
まだ生死がはっきりしていない方が多くおられる中で、生存の厳しさを実感させられます。
残念の極みであります。
議会としても、とりあえず義援金をださせていただきましたが、日々刻々と変わる状況の中で、本県としてできる支援策を考えながら、一方では選挙に向けて準備をしなくてはいけないつらさを感じながら、走り続けている毎日です。
福島原発の推移も含めて、長期戦になる覚悟でしっかりと状況を見極めながら、適切なる対応をしてゆかなくてはと思っています。
皆様のお知り合いの方は大丈夫でありましたでしょうか?