前石川県議会議員 石坂修一 公式WEBサイト

前石川県議会議員 石坂修一 公式WEBサイト HOME


日本政治の実像と虚像

HOMEWEEKLY INSIDE STORY第394号 認識も新たに

WEEKLY INSIDE STORY

第394号 認識も新たに

ドクターヘリの可能性

2011年08月10日

先般、私の高校の後輩であります松本尚医師に事務所にお越しいただき、ドクターヘリについてお話をお聞きをすることができました。
 
 彼は、現在日本医科大学千葉北総病院に勤務され、年間600回という日本最多のドクターヘリ出動を誇る救急チームの現場リーダーです。
 NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」にも取り上げられたこともあり、その世界ではかなり名の知れたお医者さんでありましょう。

 さて、本県ではドクターヘリに関して、議会でも取り上げられたことがありますが、現在消防防災ヘリをもっており、そのヘリの年間救急搬送実績が最大でも28件と極めて少ないことから、時期尚早、検討課題ということで終わっています。

 確かにその数字だけを捉えれば、高額な維持費のかかるヘリをもう1機もつことはいかがかということになるのでしょう。

 しかし、消防防災ヘリを救急搬送に使う場合には、本来の用途と違うことから使用機材を積み替えしなくてはいけないとすれば、緊急対応すべき救急治療には間に合わないということがいえるわけで、結果このような数字になるとの見解をお聞きしたとき、成程と思わざるをえませんでした。

 従って、本県も半島を抱える細長い県ですから、もしドクターヘリを導入できた暁には人口から考えても年間3桁の需要があるのではないかとの認識でありました。

 ドクターヘリの維持権費は年間約2億1000万円ほどかかり、国庫補助が半額です。

 本年4月現在、32道府県が共同運航とかを含め導入済みの実態からすれば、本県も真剣に考える時期がきているともいえるのではないでしょうか。

 ドクターヘリは、ヘリのみならず、本県でどこを基幹病院にするか、更には同乗する専門医及び看護師の体制整備など、解決すべき課題はいくつもありますが、実現の方向にもってゆければと、松本医師のお話を聞きながら感じたものでした。

 ドラマの世界ではコードブルーといって結構認知されておりますが、平成19年に「救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法」というものが制定され、積極的に評価されつつあることは意外と知らない方が多いのではないでしょうか。