WEEKLY INSIDE STORY
第397号 野田内閣スタート
地元からの初入閣に想う
2011年09月10日
野田新内閣は、挙党一致の姿が見えるせいか、高い支持率でスタートすることができました。
その上、本県からは一川保夫氏が防衛大臣、奥田建氏が国土交通副大臣と、内閣入りし、「政権交代した実感を感じた」とおっしゃる方がおいでるように、地域にあっては総じて歓迎ムードであります。
しかし、世論調査の浮き沈みの激しさというのは、今に始まったことではありませんし、今すぐ選挙があるわけでもありません。
現在よりも、今後の国政選挙の折に、支持率がどうであるかということのほうが、大事でありますから、いま浮ついててもしようがないというのが、率直なる感想です。
普天間基地の問題を抱える防衛省、新幹線の延伸問題を抱える国交省という立場を考えると尚更であります。
今は誰がなっても、決して簡単な状況ではないということをどれだけ理解してもらえるか、そしてその中でも一歩でも前進できるかが、この内閣にかかっている大きな使命ではないかと思います。
この内閣で失敗したら、民主党は今後もう与党になれないという見方をされる方がおいでますが、是非そういう覚悟で事にあたってほしいと願わざるをえません。
とにかく、新政権の仕事はこれからです。腰を落ち着けて着実に政治を前に進めていただくことを期待する次第です。
皆さんの評価はいかがでありましょうか?