WEEKLY INSIDE STORY
第435号 こういう時こそ
石川県華僑華人聯誼会から
2012年10月1日
昨日、本県にあります華僑華人聯誼会主催の「中秋節を祝う会」があり、出席してまいりました。
華僑華人聯誼会とは、本県に在住する中国籍の皆様の会であり、日中友好協会とも連携を密にしながら、今日まで交流を続けてきています。
そんな関係から、石川県日中友好協会会員にもお誘いを頂いたわけですが、金沢市での会場には、能登・加賀各地からたくさんの会員の方々が参加しておりました。
ご承知の通り、尖閣諸島問題を発端に、日中関係が大変難しい局面を迎えております。
中国国内でのデモというより暴動のような報道を見るにつけ、決して対中国という点では、気持ちのいいものではありません。
にもかかわらず、敢えて多くの日中友好協会の会員の方々が、この会に出席されたということは、民間レベルでの友好関係をこんなときこそ、一層緊密にしなければという想いの表れであろうと、大変嬉しく、また頼もしく思ったものでした。
また聯誼会の皆様も、この時の開催そのものを検討されたそうですが、やはり開催しようと決意をされたとのこと。
石川県日中友好協会理事長として、協会を代表してご挨拶をさせていただきましたが、「日本と中国の感覚の違いや、制度の相違などを一番理解できるのは、本県に長く在住する聯誼会の皆さんでありますから、皆さんが今後も日中の架け橋として、我々と共に更に頑張っていただきたい」と述べさせていだきました。
中国歌舞やカラオケの披露などがあり、大変和やかに時間を過ごさせていただきましたが、意義ある草の根運動の一環ではなかったかなと感じて帰路につきました。
(中国語の歌を歌わされたのだけは余分でしたが・・・)