WEEKLY INSIDE STORY
第484号 福島を忘れない
被災地で民主党大会
2014年02月10日
この8日、9日と福島県郡山市で、民主党大会が開催されました。
いつもは東京でありますが、今回敢えてこの地を選んだのは、風化しつつある東日本大震災を忘れないためであります。
2度の乗り換えで往復は不便でありましたし、列車が雪で遅れるなどたいそうしましたが、意義ある大会になったのではと思っています。
さて、分科会ではエネルギー・社会保障・憲法・行革・経済連携・安全保障・福島復興という7分野について議論がされました。
私が参加した憲法の分科会では、地方議員よりも国会議員の方々が積極的に質疑に参加され、本来の国会議員のやるべき仕事に真剣な姿を見て、ほっとしたものでした。
また、大会のフィナーレで福島出身のシンガーソングライターエイヴさんが、「福の歌」というのを歌われましたが、印象的な歌詞がありました。
「誰かのせいにすれば容易い事を、自分のせいにして立ち上がろう。そんな想いでいることが争いを失くすんだろう・・・」
「出来ない事に背伸びばかりするから、出来る事すら出来ないで、大切な事を見失いまた傷ついていくんだろう・・・」
良い歌詞じゃないですか!
全体セミナーで夜8時半まで会議づくめでしたが、この大会を契機に、反転攻勢をかけるという意気込みが伝わる大会でありました。
次の政権交代時にきちっとした受け皿になれるよう国民の信頼を再度勝ち取ることが、民主党にとって最大の眼目と思っておりますが、その第1歩になったのではないかと思いつつ帰路につきました。