WEEKLY INSIDE STORY
第490号 まだサッカー後進県?
リトルなでしこに北川選手
2014年04月10日
先週、U17の女子ワールドカップサッカーにおいて、「リトルなでしこ」といわれる日本チームが優勝を果たしました。
澤選手を中心にした「なでしこ」に続く快挙であります。
男子はワールドカップにおいて、予選通過は常連になりましたが、決勝トーナメントにいけるかは未知数の段階の中、女子の活躍は目覚ましいものがあります。
実は、石川県はJチームがいない数少ない県の一つで、サッカー後進県ともいわれてまいりましたが、今回のこの「リトルなでしこ」には金沢市出身の北川選手が選抜され、活躍をしました。
彼女は、12歳から単身JFAアカデミー福島で寮生活をしながらサッカー中心の生活を選択し、現在の地位を獲得したのです。
したがって、地元においても気づくことが少ないわけですが、間違いなく2010年東京オリンピックにおいて「なでしこ」の主力選手になる可能性を秘めています。
またJリーグには、J3のカテゴリーができ、本県のJFLのチームであった「ツエーゲンかなざわ」が昇格を果たし、本年度は素晴らしいスタートを切っております。J2への昇格も現実味を帯びてまいりました。
また能登を中心に、サッカー合宿誘致のための芝生のサッカーグラウンドの整備が着実に進んできており、昨年はINAC神戸も訪れました。
このように、かってのサッカー後進県といわれた本県もその汚名返上すべく、着実に歩を進めているようでサッカーファンの一人としては嬉しい限りであります。
今後、さらに行政の積極的な応援も訴えながら、各選手の活躍を楽しみにしたいと思っている次第です。
「北川ひかる」選手は可愛さでも有名ですが、みなさんご存知でしたか?