WEEKLY INSIDE STORY
第502号 やはり難しかった?
こどもふれあい親子県議会教室ーその1
2014年08月10日
この19日に、石川県議会では初めて、「ふれあい親子県議会教室」と銘打って、小学校高学年を対象に県議会を視察体験してもらう企画をおこなうことになりました。
そこで、その先行県であります静岡県議会の同様の教室を見てまいりました。
静岡県議会では、先着順に受け付け、51組が5班に分かれて議場見学、委員会室での議員とのトークなどを行い、最後には「議会博士認定証」を授与し閉講という運びで行われ、その過程においては、缶バッジを身に着け、本人の名刺を作成し名刺交換をするなどの工夫がなされておりました。
オリエンテーションでは、議会の概要説明が行われるなどしておりましたが、閉講式での各代表の感想発表で聞こえてきましたのは、「静岡県議会で初めての女性副議長さんに会えてよかった」「議会図書室で見た自分の誕生日の新聞で、その日におおきな事件があった」など、議会の仕組みへの理解などとはちょっと離れた感想が多かったのが印象に残りました。
小学生に、どうやって議会というものを実感してもらえるかもう一工夫が必要かなと思いで帰ってまいりました。
本県では、36組が抽選で選ばれ、私の所属する広報広聴委員会の議員が対応することになっています。
いかにわかりやすく答えてゆくかが問われていると思いますし、これを契機に議員にでもと思ってくれる子がいれば嬉しいものだと期待もしているところであります。
ただ議員とのトークに30分時間を取ってありましたが、質問がなかったら弱るのか、さくらの質問を議会事務局が用意して各子供に渡しておいたのはいまいちでした。