WEEKLY INSIDE STORY
第506号 石川のこだわり
東京のアンテナショップ
2014年11月1日
過日、東京銀座に、本県のアンテナショップがオープンいたしました。
かねてより、従来のものが手狭でもあり、場所的にもいまいちであったことから、銀座に新たな場所を見つけることができ、今日に至りました。
オープン早々にどのようになったかと上京のついでに視察してまいりました。
地下1階が地酒などの展示と、本県産にこだわったカウンターだけのミニレストラン。1階が食料品を中心にした物販、2階が伝統的工芸品を中心にした物販と3フロアーを活用しています。
思ったより、各フロアーの面積は小さく、こじんまりとした感じでしょうか?
レストランは、店員さんがまだ慣れていないぎこちなさはあったものの、能登牛はおいしかったです。
場所的には沖縄のアンテナショップがすぐ隣のようなところで、そこも足を運んでみますと、歴然とした差がわかります。
先ずは商品の展示が、イメージで言うとデパートとスーパーの違いのような、上品さと雑然さのような相違を感じます。
それは単に商品の違いというだけではなく、そこに本県のこだわりみたいなものを感じるのは私一人でしょうか?
入口の色彩も地味で、これは県議会の委員会でも議論があったようですが、これもあえての演出のようです。
本県の個性的な「花嫁のれん」も地下1階にかかっておりましたが、入口に飾ったらどうか、あるいは店の名前のカンバンに金箔を施したら、もうちょっと目立つのではないかとの感想も持った次第です。
ともあれ、ここでの商品の売り上げ目標をどう設定しているのか、あるいはこのアンテナショップを通じて本県に訪れたいという方をどう増やしてゆけるのか、これからの推移を見てみたいものだと思います。
同時に、近隣に金沢市のショップもできましたので、次の機会にはここも視察してみたいものだと思います。
皆さんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか?