WEEKLY INSIDE STORY
第527号 観賞から参加へ
百万石行列より踊り流し
2015年06月8日
今年も、この6月6,7日と金沢市では百万石まつりが行われ、多彩な事業が展開されました。
恒例の百万石行列では、利家役に俳優内藤剛志さん、お松の方役に女優菊川怜さんが出演され、北陸新幹線開業効果もあり、大変な盛況であったようです。
一方、夕方からは、これまた恒例となった「百万石踊り流し」が金沢中心部であり、踊りやすい3曲の唄にのせて12000名の方々が、踊りを満喫しておられました。
私は、金沢市民謡協会顧問として、毎年審査員をさせていただいており、結果変化というものに気づくわけですが、特に今年は飛び入り参加の多さに驚きました。
参加団体が増えただけではなく、この飛び入りの多さなどをみておりますと、やはり祭りは見るより参加だなあと感じます。
県外からの方にとっては、一度は見てみたいというのが百万石行列であろうと思いますが、地元の者にとっては、一度見ればという気持ちの方が多いのではないでしょうか。
どちらにしても、多彩なイベントを通じて、どれかこれかで百万石まつりを楽しんでいただければいいわけですし、観光客も昼は観賞、夜は参加ということで、滞在していただければ嬉しい限りです。
百万石まつりもマンネリ化という批判もあるようですが、少しずつでも新企画を増やして活性化していただければと念願するものです。
皆様は、いかがでありましたでしょうか?