WEEKLY INSIDE STORY
第549号 グローバルな視点で
恒例の新年会まわりのシーズン
2016年01月10日
正月三が日も過ぎ、毎年と同様、地域や各種団体の新年会真っ盛りとなってきました。
それぞれに長いお付き合いを頂き、欠かさず出席に努めておりますが、今年はどういうお話をさせていただこうかと考えています。
勿論、自分の体験を下にということになりますが、北陸新幹線金沢開業二年目に向けてどういう課題があるのか、その時にどういう視点が必要かということをお伝えしたいと思っております。
特に、昨年タイ香港に小松空港定期便要請に伺った時に、現地のLCCの会社担当の方から、「北陸のシーズンは4~6月だけで」と言われたことが強く印象に残っています。
それはどういうことかといえば、東南アジアでは雪がなく、立山黒部アルペンルートの氷雪が極めて有名で、そのシーズンしか需要がないということです。
立山黒部アルペンルートに行ったついでに金沢に寄るといった程度の認識しかない現実に、愕然と致しました。
石川の四季の変化の魅力やミシュランガイド三ツ星の兼六園など、まだまだPR不足であることを実感した次第です。
発信すべきものがないならともかく、魅力を持ちながら自己満足で終わってしまっていないか、ここがこれからの課題であります。
そういう意味で、グローバルな視点で地域を見る・・・こんなことを今年は特に訴えてゆきたいと思っています。