WEEKLY INSIDE STORY
第587号 伝える大事さ
新年会の挨拶から
2017年02月1日
1月から2月にかけて、新年会のはしごが続いています。地域であったり各種団体のであったり様々ですが、限られた時間に何をお伝えすべきか考えます。
政治に関わっている以上、議会のみならず絶えず報道での県政課題等に注視しており、当然こんなことは皆さん知っているだろうなと思っていたことが、実はそれほどご存じないということに気づかされることが多々ありました。
それは、すべての人が同じ興味を持っている訳ではなく、同じように報道をすべからく見ている訳ではないという現実からすれば、当たり前のことなのでしょう。
このことに気づけばこそ、やはりこの立場を与えられた者として、是非今回はこのことをお伝えしたいということをしっかりと考え、発信すべきと思うものです。
今年の新年会では、金沢港の54隻予定のクルーズ船の成否が、金沢港が日本海側の拠点港として今後も成長してゆけるかの鍵を握っていること。
一方において、本県の人口が平成8年の1181000人をピークとして、この20年間で30000人減っていること。北陸新幹線の開業効果で賑わいを見せている中、この人口減少がボディブローのように各種業界に影響を及ぼしてゆくことが危惧されるということ。
このようなことをお伝えしながら、そのためにどういうことをすべきか訴えてまいった次第です。
何せ1年に1回新年会でしかなかなか会えない皆さんもおいでるのが事実なんですから。