WEEKLY INSIDE STORY
第591号 なでしこJAPAN 今は
地元出身北川ひかる選手デビュー
2017年03月10日
少年サッカーのブラジルやヨーロッパ遠征を支援、同行してから、本県サッカー協会のお世話をすることとなり早20年を超えました。
高校の校技もサッカーでしたので自然とサッカーをすることが多く、大学時代は寮でもサッカーをしており、サッカーファンの一人だと思っています。
過日より、ポルトガルで女子サッカー「アルガルべ・カップ2017」がスタートいたしました。
初戦スペイン戦は1-2で敗退、「なでしこJAPAN」のお株を奪うようなパスサッカーをスペインが行い、改めて世界の女子サッカーのレベルアップを痛感せざるをえません。
しかし、ディフェンダーとして本県出身の浦和レッズ所属、早稲田大学生の北川ひかる選手が、なでしこ初デビュー、テレビで応援していました。
メルマガ490号でも触れさせていただきましたが、彼女は、小学校卒業と同時に、親元を離れJFAアカデミーに入校、以来めきめきと頭角を現し、2014年にはFIFA U-17女子ワールドカップで世界一になった時のレギュラーでもあります。
Uー17世代は、「リトル・ナデシコ」といわれていましたが、いつかはと期待していた女子サッカーのトップである「なでしこJAPAN」の一員として成長してくれました。
嬉しい限りであり、これからも「石川県初」という称号を増やしていってほしいと思います。
男子でも夢のような「ワールドカップでの世界一」という実績がある日本の女子サッカーではありますが、世界のレベルアップを考えますと、これから平坦ではないと感じます。
依然としてプロだけとして生活できる方は少人数であり、バイトをしながらというのが多いのが実態です。
なればこそ、多くの方に知っていただいて、引き続き応援をしていただけたらと願う次第です。