WEEKLY INSIDE STORY
第602号 香港定期便の可能性
9月にもチャーター便
2017年07月1日
この4月から6月にかけて、香港から小松空港に22便チャーター便が就航いたしました。
あいにく、双方向ではなくて香港からのお客さんだけのためであり、地元石川では余りニュースになりませんでした。
しかし、搭乗率が90%を超え、9月から10月にかけ再度、9便チャーター便が予定されることになりました。
かねてより、小松空港国際化の一環として、新たな定期便をとの運動をしてきており、その一つが香港便でありました。
ただ香港での北陸の知名度は、雪の立山アルペンルートが図抜けており、あの雪の大谷(メルマガ599号参照)が見れる4月から6月にチャーター便が計画されたのも、この理由からでありましょう。
そういう意味では、秋に再度チャーター便が就航するということは、立山のみならず、本県の魅力も理解されつつある一つの表れとして喜ばなくてはならないと思っております。
香港からの定期便実現には、双方向で旅客が安定的に確保できるか、あるいは香港の空港での発着枠を取れるかなど課題はまだ山積しておりますが、まずは本県の認知度向上が第一であり、今回の秋のチャーター便はその第一歩といえるのではないかと思っています。
東南アジアからの誘客が我が国においても重要な折、本県も遅れることなく、しっかりとした対策をこれからも講じてゆく必要があるのではないでしょうか。