WEEKLY INSIDE STORY
第617号 患者本位と石川らしさ
新県立中央病院完成
2017年12月1日
この11月23日、本県のビッグプロジェクトでありました新県立中央病院が完成致し、明年1月9日より開院致します。?
完成式典の後、院内を視察してまいりましたが、まずは広さと明るさに感動します。
その上、エントランスホールに加賀五彩といわれる色彩の九谷焼レリーフ、各階エレベーター横には本県の伝統工芸品の展示など、いしかわならではの工夫がされており、まるでホテル仕様といった感じです。
また患者さんのアンケートなどに応じて、4人部屋でもすべてのベッド脇に窓があること、小児病棟では、待合室に子供たちのレベルに応じた椅子机が配置されるなど、ハード面で新病院建設に当たってのきめ細かな配慮が見受けられます。?
また懸案事項であったドクターヘリの配置、女性専用外来エリアを設置するなど、これでもかといった改良がちりばめられた新病院となっておりました。
本県の高度専門病院の拠点として、十分期待に応えてくれるものと思いますが、あとは、肝心の治療そのものが、一層充実されることを願うばかりであります。
それでも、ここに用がないのが一番いいことですね。