WEEKLY INSIDE STORY
第626号 知事の評価は?
知事選に想う
2018年03月1日
本県では、今知事選挙が行われている最中で、全国最多選となる現職谷本正憲氏が出馬しております。
過日、遊説におつきあいしていましたら、あるご婦人が初めて傍で知事を見、話を聞いたといわれました。
24年間現職でありながら、こういう方がおられることにちょっと驚きましたが、よく考えれば県庁も市民にとってあまり用のないところであり、団体の役職等でもしていない限り、普段あう可能性がないのが寧ろ普通なんだということに気づかされました。
それでも選挙があります。だとすれば、ずっと議会を通じて議論を重ね、折に触れて接触している我々が、しっかりとその人となりを伝え、なぜ推薦するかということをお伝えする義務もあるのではないかと思ったものです。
しかし、議員と違い首長は一人でありますから、この間ほかの人が担ったらどうであったかということは検証しようもありません。
けれども市民目線でこの24年間の県政を振り返り、他県との比較などもしながら、この人の政治姿勢や目指すところを自分なりに解釈し、次の4年間を託して安心ですよということは、お訴えさせていただけるのではないかと思うものです。