WEEKLY INSIDE STORY
第628号 香港への需要は?
香港視察からーその1
2018年03月20日
先週、会派の皆様と香港に視察調査に行ってまいりました。
ご存知の通り、北陸新幹線金沢開業以来、小松空港の利用者減が続き、新たな路線として国際定期便の開設が必要との認識が高まっています。
その第一候補が香港であり、中国への返還前に一時可能性があったのですが、立ち消えになった経緯があります。
しかし、黒部立山アルペンルートなど人気スポットがある関係からここ2年連続で4~6月にチャーター便が小松にきており、ほぼ満席状態です。
? 602号(2017.7.1)でも触れましたが、昨年秋にもチャーター便が到来し、本県の認知度が高まってきているのは事実であり、インバウンドについては明るい見通しができると思っています。
しかし、ともに双方向ではなく、香港からの搭乗者だけであります。
これでは定期便につながるのか、あるいは定期便化されても長続きするのかということが疑問であり、本県から香港へのアウトバウンド需要がなければと思うものです。
その可能性を探るというのが主目的で、現地でJETRO香港所長や、香港日本人商工会議所事務局長との意見交換、更には現地での日本産食材取り扱いスーパーなどを視察してまいりました。
以下、数回にわたって報告を行ってまいりたいと思います。