WEEKLY INSIDE STORY
第631号 食品輸出の可能性
香港視察からーその4
2018年04月20日
香港はそもそも農地があるわけでもなく、食品はもっぱら輸入に頼っている地域であります。
そのうえ、外食が圧倒的に多く、週平均でも日本の1.2回に対して6.9回も行っているとのこと。
今回、「九號水産」という日本産品を中心に販売し、なおかつその隣でレストランを経営している会社を訪問。意見交換をすると同時に、本県から輸入した冷凍イカのてんぷらを含む食事も堪能させていただきました。?
社長が自ら日本に足を運んで気に入ったものを買い付けてきているとのこと。
本県からは、新たに能都町の「いかせんべい」、大野の醤油などが販売されておりました。
また輸入品を主に販売している「シティーズ・スーパー」なども視察し、日本産品を輸入している商社の方からも話を聞いてまいりました。
香港人の外食の多さや所得水準の高さなどから、「いいもの」はまだまだ輸出できる余地はありそうです。
香港でスーパーや飲食店に納品している方へのアプローチがまず第一ではないかと思いました。
「ルビーロマン」など話題性のあるものを、これから更に輸出できたらと期待をする次第です。