WEEKLY INSIDE STORY
第645号 気配りを他山の石に
日本海クルーズに初乗船してーその2
2018年09月10日
今般のクルーズで、釜山及び博多でオプションに参加してまいりました。
釜山では、歴史と現代と銘打って歴史ある寺と現代的な街並みを見学してまいりました。
当然通訳がついてということですが、一方博多では、太宰府半日観光ということで申し込みしましたところ、ワンマンカーでの送迎だけでした。
もちろん日本ですから通訳も必要ないわけですが、現地につきましたら、2時間40分後に、またバスに戻ってきてほしいとのこと。
ところが、当日が月曜日で、太宰府天満宮のすぐ隣の「九州国立博物館」や天満宮の「宝物殿」もすべて休館日でありました。
見知らぬ土地で、参拝と周辺のお土産店等だけで、この長い時間を過ごせとは、ちょっと驚きです。
博多港は、クルーズ船の乗り入れでも日本一に近い数を誇っていますが、こういうところに気配りがないというのは極めて残念でありました。
希望者は「離団手続き」をすれば、バスに戻らず勝手に船に戻ってもいいですよとのことでしたが、地理に不案内の方がそういうことができるものか、疑問です。
気軽なクルーズの楽しみを広めたいという、コスタ社の狙いからすれば課題であり、金沢港寄港時にはこういうことがないよう、しっかりと伝えてゆきたいと思いました。