WEEKLY INSIDE STORY
第651号 交流すれば必ず!
日中韓姉妹都市囲碁交流から
2018年11月10日
この11月1日に、日中平和友好条約締結40周年を記念して、本県に中華人民共和国駐日本国全権大使程永華氏をお招きし、講演をいただきました。
大使は、日本の大学を出ておられ、日本大使館勤務も長く、非常に日本に対して造詣の深い方であります。
すべて日本語での講演のなかで、「安倍首相の訪中など日中関係は改善の方向に進んでいるが、国民感情はまだまだ厳しいところがある。しかし、直接の交流が間違いなくその問題を解決してくれる」と述べられました。
その翌日から、2廻り目の日中韓姉妹都市囲碁親善交流大会出席のため、韓国全州市を訪問。全州市の市長をはじめとして素晴らしい歓待を受けました。
時あたかも、「徴用工」の問題で日韓がぎくしゃくしている最中でしたので、心配をしておりましたが、市民レベルでの交流においては全く杞憂で、程大使の講演での言葉が改めて再認識されたものでした。
中国蘇州市・金沢市・韓国全州市と持ち回りで開催してきたこの大会も2巡目を終えましたが、再度3会長で協議した結果、これからも継続してやりましょうということで一致いたしました。
草の根交流の成果は微々たるものかもしれませんが、隣国同士の信頼関係醸成のため、引き続き頑張ってゆきたいものです。