WEEKLY INSIDE STORY
第673号 思ったよりも遥かに!
石川県文化財保存修復工房
2019年06月20日
この6月石川県議会で代表質問をさせていただき、地方立で唯一持っている、「石川県文化財保存修復工房」をもっと県民にも周知させるべきではないかと質しました。
現在、東京国立近代美術館工芸館が本県に移転新築中ですし、これまた日本海側初の国立美術館であることと相まって、オンリーワンといえるものが、兼六園周辺に揃うわけです。
かねてより、そのことをもっとPRすべきと思っておりましたが、知事答弁で、
「・・この修復工房はX線とか、紫外線、赤外線による撮影ができる設備も備えており、作品内部の損傷を判別することが可能。修復を手掛ける団体の高い修復技術と相まって国内外の高い注目を集めている。」
「東京国立博物館・京都国立博物館のみならずメトロポリタン美術館・ボストン美術館などからも視察に訪れている。」
「工房への修復依頼は、新潟から九州まで国宝や国指定重要文化財など500点を超えている」と
私自身が思っていたよりも遥かにそのレベルは、国立施設にも劣らないものだと感じさせられました。
改めて、我々は素晴らしい財産をもっているなと思ったものです。
ぜひ、心に留めていただければと思うものです。