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日本政治の実像と虚像

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WEEKLY INSIDE STORY

第676号 果たして解消できるか? 

日韓関係に想う

2019年07月20日

 元徴用工問題に対する両国の認識の違いから、日韓関係が大変ぎくしゃくしております。

 それに呼応する形で、我が国の輸出規制が強化され、落としどころがどこになるのか見えない状況であります。

 朝鮮半島の歴史を見るとき、隣国とはいえ我が国とは陸続きではありませんので、中国からの侵略等、諍いの方が遥かに多く、日本との望ましくない関係は、近代のわずかということがいえるのではないでしょうか。

 漢字、仏教など様々な文化が、韓国を経由して我が国に伝わってきており、現在でも在日韓国人の方も多くいらっしゃいます。

 避けては通れないのが隣国関係であり、何とか改善の道が見えないものかと思っています。

 わが県議会でも、日韓議員連盟を脱退される議員もいて、このようなことはここ数十年初めてではないかと思います。

 私自身は、共通文化であります囲碁を通じて交流を重ねてきており、国としてのメンツなど様々な見解があろうとは思いますが、草の根交流の一環といった気持ちで、これからも淡々とお付き合いをしてゆければと思っています。

 世論調査等では、対韓国の国民感情は決して良いほうではないようですが、そもそも、違いがあることを前提として、他国との関係は考えるべきと思っていますが、いかがでありましょうか。