WEEKLY INSIDE STORY
第683号 まずは一人一人が
食品ロス問題
2019年10月1日
この5月に食品ロス削減推進法が成立し、国全体で食品ロス削減に積極的に取り組むことになりました。
現状では、我が国全体で年間600万トンや650万トンともいわれる食品が廃棄されており、その半分は家庭から出ているとのこと。
この数字は、1年間のお米の生産量780万トンにも匹敵し、国民全員が毎日ご飯1杯分を捨てていることになるとの試算もあります。
本県においてもこれに呼応し、「おいしい石川食べきり協力店」というものを現在募集中で、現状1018店舗、27都道府県が同様の取り組みを始めている中、第3位の成果となっています。
この協力店になるには、例として小盛のメニューがあるとか、持ち帰り対応ができるとか、消費期限間近の割引があるとか、フードバンクへの協力をしているとか、様々なものがありますが、この10月には認定店としてステッカーやポスターが配布される予定であります。
個々人が先ずは食品ロスを意識することが第一ですが、このような協力店のステッカーを見かけたときに、またこのことを思い出していただければ、意義あることではないかと思うものです。
宴会での食べ残し対策として「3010運動」、最初と最後の30分10分は席について食べましょうというものもあります。
これもまた気にできればと思うものです。