WEEKLY INSIDE STORY

第687号　プラスの連鎖

スポーツ真っ盛り

　1か月半にわたるラクビ―ワールドカップが閉幕しました。

　「にわかラクビ―ファン」という言葉が生まれるくらい、国内が盛り上がっておりましたが、やはり1次予選を全勝で通過するという日本代表チームの強さが前提にあったのは間違いないでしょう。

　しかし、スポーツはラクビーだけではないわけで、ちょっと前から振り返ると、八村塁選手のＮＢＡ入り、渋野日向子選手の全英女子オープン優勝があり、それにつられたかのように、バレーボールワールドカップでは男子が大会初の８勝、女子が世界ランク１位のセルビアに勝利するなど、目覚ましい結果が続出しています。

　スポーツを観戦する立場からすれば、あれもこれもと大変で、嬉しい悲鳴といったところですが、それぞれの競技において、お互いに刺激しあってプラスの力が働いているのではと思うものですが、いかがでしょうか。

　この勢いが明年のオリンピックにまで続いてくれればと願っておりますが、昨今の災害等を見るにつけ、是非これからも多くの人に勇気や感動を与えてくれるスポーツの力というものに期待をしてゆきたいと思っています。