WEEKLY INSIDE STORY
第711号 日本は温帯?
変わりゆく気象
2020年07月10日
日本各地で豪雨災害が発生し、本県においても連日雨が続いています。
気象庁の発表で、河川が氾濫した地域では、観測史上初の降雨量や、1か月の降雨量が1日で降ったなど、予想を超えた降雨量のデータが示されています。
もはや想定外という言葉自体がめずらしくない昨今の気象状況です。
我々はかって、日本は「温帯地域」に属すると習ったような気がいたしますが、夏の暑さやこの雨を見ていますと、「亜熱帯地域」と言ってもいいのではないかとすら思ってしまいます。
もしかしたら、将来学校で我が国の気候帯は違った形で習うそんな時代が来るのかもしれません。
それにしても、線状降水帯と雨雲の停滞の恐ろしさを報道から見せつけられるにつけ、被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧を願うばかりであります。
次回の定例9月議会では毎年絶えず河川災害など防災の話題がでますが、これからも他県の実例を教訓に、[想定外だった」という逃げのないしっかりとした事前対策を要望してゆく所存です。