WEEKLY INSIDE STORY
第716号 PCR検査の現状について
拡充も、線引きは?
2020年09月1日
はじめてに近い感染症対策にあたり、試行錯誤が続いていますが、PCR検査も当初から比べると、ようやく検査体制も整いつつあります。
国も無償での検査の範囲を今般拡充し、濃厚接触者だけから、関連した全員も可能との方針を示しています。
本県では、従来の帰国者・接触者相談支援センターやドライブスルーでの検査所に加え、医師会と契約し、一般病院でも検査が可能となりつつあります。
しかし、公表したとたん殺到するのではとの心配などにより、ドライブスルーでの検査所や契約病院などの公表は予定されておりません。
従って、何らかの症状がありコロナウイルスの心配がある方は、知り合いの病院に問い合わせするしかないのが現状の様です。
ただ、保険適用外ですと2~3万円ほどかかるようですので、無償との線引きが微妙になってきます。
無症状でとにかく一度調べてみたいといった感じでは、保険適用になりませんが、濃厚でなくても感染者との接触のきらいがあるといった場合には、保健所もしくは医師の判断ということになるのでないでしょうか。
このような実情を念頭に置きながら、いざというときには対処する必要性があるのではないでしょうか。